札幌市内で本格派ビールを飲める「ビアバー ノースアイランド」
最近、北海道内ではクラフトビアフォレストのようなイベントをはじめ、クラフトビールを取り扱う飲食店が増えたことで、
クラフトビールの人気が徐々に高まりつつあります。
北海道内には、
鬼伝説ビール
オホーツクビール
小樽ビール
はこだてビールなどなど
個性豊かなビールが道内には勢ぞろいです。
そんな北海道クラフトビールの中で、
今回紹介するのは、「ノースアイランドビール」です。
ノースアイランドビールは、カナダで修業を積んだブルワ―によって、「Beer is Art」というキーワードのもと造られています。
醸造を開始したのは2003年から札幌市内で、現在は隣の江別市に醸造所を構えています。
そして、ノースアイランドビールが札幌市内で経営するパブがあります。
それはすすきの周辺にある「ビアバーノースアイランド」なのですが、
今回はそちらにお邪魔してきたので、報告します!
すすきの近辺なので夜にブラリと立ち寄れる
大通駅から徒歩8分、
もしくはすすきの駅から徒歩9分という好アクセスなので、飲み足りない時に、一人でもブラリと立ち寄れます。
私はすすきので飲み歩き、締めはノースアイランドビールと決めているほどです笑
また、閉店時間が24時までなので、比較的遅くまで居られることもメリットですね。
Beer is Artを体現したような独特で美味しいビール
店内では、カウンターの前にタップがズラリ。
目の前で注いでくれるので、とてもテンションが上がります。
ピルスナーやヴァイツェン、スタウトやIPAなどのスタンダードなスタイルから、
スパイスを使用した「コリアンダーブラック」のような独特なスタイルを揃えています。
価格は、スモールサイズ(275ml)で550円~、
レギュラーサイズ(430ml)で700円~となっています。
また、月に一度くらい、期間限定ビールが醸造されますが、これがとてもおススメなんです!
私がパブに行った時は、なんと「ニューイングランドIPA」を飲むことができました!
ニューイングランドIPAは、IPAから進化したスタイルです。
IPAといえば、ホップを多量に使用することで、強い苦みと豊かな香りが特徴となったビール。
一方のニューイングランドIPAは、IPA同様ホップを多量に使用します。
しかし、ホップから苦みを出さないように醸造するため、苦みは控えめで、香りだけを際立たせたビールです。
あまりの芳醇な香りに、「まるでもぎたてのマンゴーやグレープフルーツのよう」と表現する人もいます。
ただ、ホップの使用量が多く、また貯蔵性が低いため、あまり出回らない珍しいスタイルです。
そんなニューイングランドスタイルが飲めるのは、醸造所(江別市)とパブ(札幌市)の距離が近いというメリットを最大限に生かしているためですね。
これまで私が飲んだビールを2つほど紹介します!
実はノースアイランドビールでは、他醸造所とのコラボレーションもしています。
Juicy Apeは、Yellow Ape Craftとのコラボレーションで作られたニューイングランド風の期間限定ビールです。
香りは、酸味の強すぎない柑橘系の爽やかな香り。
苦みはほとんどなく、麦の甘みとホップの爽やかな香りが口いっぱいに広がります。
これまでの私の感覚では、味と香りは別物でしたが、
このビールでは味と香りの違いが分からなくなりました。
もはや香りが美味しいという感覚。
そして飲み口にクセもなく、スルスル飲めてしまうので、2杯目3杯目と手が出てしまう恐ろしいビールです。
②IPA
アメリカンスタイルのIPAで、フレッシュな柑橘系の香りとパワフルな苦みが特徴。
一般的なIPAよりも強烈な苦みが印象的なので、一般的なIPAに飽きてきた人にぜひ飲んでほしい1杯。
また、ビアバーノースアイランドの料理は、揚げ物や肉系料理がとても美味しいので、
料理とのペアリングも合わせやすいです。
③コリアンダーブラック
いわゆる黒ビールにコリアンダーを加えて造られていて、
ノースアイランドビールの目玉ビールの1つです。
レモンを想像させるような爽やかな酸味ある香りがして、
黒ビール特有の濃厚な味わいと、コリアンダーのピリリとした味がアクセントになって、飽きずにスルスルと飲むことができます。
また、様々なビールともマッチします。
黒ビールらしいまったりした味わいは、甘みのあるデザートと、
コリアンダーのピリリとしたハーブ感は、ハーブが効いたアジア料理と合いそうです。
ビールにマッチするよう絶妙に味付けされた料理
ノースアイランドビールではビールが美味しいのはもちろんのことですが、
料理も美味しいです。
ここに来て料理を頼まないのは、もったいないくらいです。
私が注文した料理を3つほど紹介します。
〇厚切りジンギスカン 山わさび醤油
山わさびがアクセントになっているので、コリアンダーブラックなどのスパイスビールとマッチしますし、
ジンギスカン自体の脂身は少ないので、ピルスナーともマッチしますし、
肉の旨味と塩味が効いているので、ペールエールにもマッチします。
つまり攻守万能選手といえます!
北海道外からの方なら、迷ったらコレを頼んでみてください。
〇サバ HOT サンド
ビアバーノースアイランドで、個人的にイチオシなのがコレ!
私が人生で食べたサバサンドの中で、一番美味しかったです。
サバと言われると生臭いイメージを持ち、敬遠されます。
しかし、こちらのサバサンドは、その生臭さを活かしています!
口の中でサバの旨味とトマトの酸味が入り交じり、ピリリと効いた胡椒が合うこと合うこと。
ペールエールやスタウトなどの濃色系ビールとの相性は抜群です!
むしろ、ビールがなくてもサバサンドだけを食べたくなるほどです!
もし、サバサンドを注文して、どのビールを飲むか迷った方は、コリアンダーブラックを飲んでみてください。
コリアンダーブラックのハーブ感と、ピリリと聞いたサバサンドの胡椒がマッチします。
〇砂肝のコンフィ
「コンフィ」は鶏肉、豚肉、砂肝などに塩をすり込み、低温油でじっくり加熱した料理のことです。
砂肝のコリコリ食感を残しつつ、油分と塩味が充分感じられるので、
これもピルスナーやペールエールなどの幅広いビールとマッチします。
パブが遠い方は通販から!
主にビアバーノースアイランドの紹介でしたが、遠方に住まわれてて、中々来づらい方も多いはずです。
そこでまず、通販で購入されてはどうでしょうか?
流石にニューイングランドIPAはありませんが、コリアンダーブラックやピルスナー、ペールエールなどのスタンダードなビールは取り扱っています!
ビンもオシャレで、インテリアとしても活用できるかも?
個人的なオススメは、スパイシーな風味のコリアンダーブラックか、苦味と甘味のバランスが力強いIPAです。
ノースアイランドビールが気になった方は、まず1本購入してみてください!
でも、出来たてのビールを飲めるのはビアバーならではです。
ビールが美味しいのはもちろん、料理も楽しんでもらいたい「ビアバーノースアイランド」。
札幌まで旅行に来られた時に、ぜひ立ち寄ってください!
店舗情報はこちら!
○名前:Beer Bar NORTH ISLAND (ビアバーノースアイランド)
○住所:札幌市中央区南2条東1丁目1-6 M's二条横丁 2F
○電話番号:011-303-7558
○営業時間 18:00~24:00
○定休日:月曜日
○アクセス
大通駅から徒歩8分
すすきの駅から徒歩9分
札幌駅から徒歩19分