「ベアレン醸造所」麦の風味が超濃厚なクラフトビール
みなさん、こんにちは!
ビールの本場といえばヨーロッパ。
その中でもドイツのビールは歴史が深く、サッポロビールなどの国内大手メーカーは、ドイツのラガービールを参考にしたほどです。
ドイツでは、高品質なビールを作るために、1516年「ビール純粋令」が発令され、現在でも守り続けられています。
ビール純粋令とは、ビールの原料を「大麦、ホップ、水」と限定した、世界最古の食品条例です。
(16世紀半ばに原料に「酵母」が追記されます。)
参考:ホップとビール純粋令 | 世界のビールの歴史 | アサヒビール
今も伝統があり、ドイツ国民をはじめ、観光客の舌を唸らせているビールを飲んで見たくありませんか?
実は日本でも本格派ドイツビールを得意として作り続けている醸造所があります。
100年前のドイツで使用されていた仕込み釜をはじめ、伝統ある設備を使うほどの本格派で、麦のエキスが詰まった超濃厚ビールを生産しています。
深みのあるビールとは、まさにこのことでいつまで飲んでも飲み飽きない絶品です。
2015年に行われた、
「世界に伝えたい日本のクラフトビールベスト8」の最終選考では、ベアレン醸造所の「ベアレン・クラシック」がグランプリに選ばれたほどの実績があります。
それほどの実績を持ったビール、飲まないと損ですよね?
ベアレン醸造所がクラフトビール日本一に 岩手で愛されるビールを世界に発信 - 盛岡経済新聞
岩手県盛岡市には、ベアレン直営のレストラン(ビアパブ)が4箇所あるので、盛岡に来た際には、飲みに行くことをオススメします。
ビアパブは盛岡駅からすぐ近くにあるので、時間がなくても気軽に行くことができます。
アクセスが容易
4店舗とも駅から近いので、盛岡へ観光に来た人でも気軽に行くことができます。
①材木町
駅から徒歩10分少しくらいです。
こちらでは定番の「クラシック」、「アルト」、「シュバルツ」の他に、季節限定ビールを飲むことができます。
②中ノ橋
盛岡駅から徒歩で20~25分くらい。
バスなら、盛岡駅からバスセンターまで行き、徒歩で5分程度です。
③クッチーナ
私は訪れたことはありませんが、イタリアンを中心としたお店のようです。
24時までの経営で、店近くに飲み屋通り(通称:大通り)があるので、飲みたくなったら2次会でもぶらりと入れそうですね。
④ビア&ヴルスト(盛岡駅地下)
こちらは立ち席のみのお店で、盛岡駅地下にあるので、気軽に立ち寄ることができます。
その気になれば10分で注文してから退席できるほどのスピーディさなので、新幹線の待ち時間を有効に使うことができます。
ドイツ本格派の麦風味が超濃厚なビール
ベアレンではドルトムンターやアルト、シュバルツなどのドイツでお馴染みのビールを得意としています。
季節限定商品もありますが、共通して言えることは、
「バランスの取れたホップの苦みと力強いムギの旨味と香り」です。
その特徴を説明するために、ベアレンの目玉商品「クラシック」を紹介します。
ベアレン「クラシック」は、ドルトムンターというスタイルです。
ドルトムンターとは、国内大手メーカーの主力商品「ピルスナー」よりも苦みが弱めで、ムギの味わいを大切にするスタイル。
テイスティングしてみると・・・、
ホップの苦みがあるものの、麦のシンプルで力強いコクが感じられる。
口の中では、花や果物を思わせる複雑だけど心地よい香り。
それでいて後味はすっきりしていて、1リットル程度なら、すぐなくなってしまうほどの飲みやすさ。
「ビールのコクってよく言われるけど、どんな味かわからない」
という方は、ベアレンのクラシックを飲めばよく分かります。
ボクサーの全力ストレートパンチのような、シンプルで力強い麦の旨味が感じ取れるはずです。
もちろん「クラシック」以外のビールも麦の力強い味わいと香りを活かしつつ、飲みやすいビールに仕上がっているので、全種類おススメです。
サラサラ飲めて美味しいリンゴ酒「イングリッシュサイダー」
ビールが美味しいのは述べたとおりですが、ベアレンではビール以外にも珍しくて美味しいお酒「イングリッシュサイダー」を製造しています。
英国パブ伝統の味わい イングリッシュ・サイダー|株式会社ベアレン醸造所
イングリッシュサイダーとは、イギリスの伝統的なパブで飲まれる「リンゴで作られたお酒」です。
ベアレンが製造するイングリッシュサイダーは、瓶1本につき岩手県産のリンゴ2個を使用しており、
リンゴの風味を残しつつも、甘すぎずドライでシャープな味わいが特徴です。
そのため、様々な料理ともマッチし、万人受けする味わいとなっています。
また、ベアレンのイングリッシュサイダーは仕込みのロットごとに、
原料であるリンゴの種類を変えることで、味を変化させています。
私が以前、ベアレン材木町店で飲んだ時は、
2016年製造のFirst、Second、Thirdのラインナップとなっており、それぞれで酸味・甘みがまったく異なるので、飲み比べで充分に楽しめました。
本格派ビールにマッチした料理
ベアレンのビールが美味しいのはもちろんのことですが、料理も負けていません。
各店舗で料理の品揃えは違いますが、どれも力強い味わいのビールとマッチした味です。
今回は中ノ橋店での料理から、3品ほど紹介します。
(名前がうろ覚えなのはご了承ください)
◎チキン&チップス
トンカツのチキンバージョンで、これ単品とご飯があれば満足してしまいそうなくらい美味しい!
口の中に残った油分をビールで洗い流す時が至高の瞬間。
また、写真では分かりにくいが、チキンの奥にポテトがあります。
ポテトもボリュームがあってお腹が膨れるので、淡水化物が欲しい人にはおススメ。
◎プロシュートサラダ
プロシュートの塩味が効いててビールがすすみます。
サラダも新鮮で、シャキシャキした食感がクセになります。
ボリュームはやや少ないが、チーズがふんだんに使われていて、濃厚な味わい。
味のしっかりしたベアレンビールとチーズがマッチするので、迷ったらおススメの一品。
100年前の設備を使っている醸造所見学も出来る
ベアレン醸造所では、100年前のドイツで使用されていた設備を使っています。
日本国内で、これほど古い設備を使用して醸造している醸造所は他にありません。
見学も簡単に予約できますので、盛岡に来た際にはぜひ見学することをお勧めします。
予約は下リンクを参照ください。
「ベアレンクラシック」はぜひ飲んでもらいたいビール
これほど力強い麦のコクと香りは、日本トップクラスなのは間違いありません。
2015年に行われた「世界に伝えたい日本のクラフトビール」がグランプリに輝くのには納得できます。
また、美味しいだけでなく、飲み飽きないビールなので、お腹いっぱい飲みたい人には特におススメです。
最近では通販でも購入することができるので、ぜひ購入してみてください。
定番ビールは「クラシック」、「シュバルツ」、「アルト」ですが、
季節限定ビールも春~冬まで季節ごとにバリュエーションが豊富なので、定期的に確認してみると珍しいビールにも出会えます。
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本当に美味しいビールなので、ぜひ飲んでみてください!
最後まで見てくださってありがとうございます。