「美味しく、楽しく、お気軽に」の3拍子揃ったエビスビール記念館へ行こう!
みなさん、こんにちは!
好きな日本のビールは、どちらでしょうか?
キリン、アサヒ、サッポロ、プレミアムモルツなど、歴史が長く、日本の食文化に根付いたビールの中から、
どれが好きかといわれても、全部好きで選びようがない方もいると思います。
そんな時は、気分で求めるビールを選ぶものです。
「今日は深いコクとまったりした味わいが欲しい」
そんな気分の時に美味しいのが「エビスビール」です。
これは私の経験ですが、
そのビールブランドが作られた歴史を知ると、
よりビールに愛着が沸いて、美味しく飲めるようになるのです。
そこで、今回はエビスビール記念館に行って、
エビスビールの歴史を学んできましたので、ご紹介します!
エビスビール記念館とは?
こちらでは、ガイド付きでエビスビールの歴史と楽しみ方を教えてくれます。
そして、ツアー最後には2杯まで試飲できます!
これだけ豪華なツアーで、たったの500円。
素晴らしいですね。
まずは、現地に向かう前に電話かネットで予約しましょう。
平日の開催時間は、11時~17時の間で30分おきです。
休日の開催時間は、11時~17時30分の間で20分おきです。
予約はこちらから。
利用案内 | ヱビスビール記念館 | 工場見学とミュージアム | サッポロビール
記念館へのアクセス
記念館は、東京都内の恵比寿駅から徒歩10分ほどの「恵比寿ガーデンプレイス」内にあります。
駅から動く歩道(恵比寿スカイウォーク)で通じているので、初めてでも安心していくことができます。
(アクセス | ヱビスビール記念館 | 工場見学とミュージアム | サッポロビール)
記念館の中はおしゃれな内装で、恵比寿様がお出迎えしてくれます。
受付でカードをもらってツアースタートです。
エビスビールはドイツから学んだ本格派ビール
エビスビールが作られたのは1890年。
当時のビールは物珍しく、多くの醸造所が乱立したそうです。
そのほとんどは粗悪品だったため、すぐに姿を消しましたが、
一方のエビスビールは、本場ドイツから技師を招き入れて作った本格派で、当時から人気ありました。
日本初のビアホールはエビスビール
その人気に押されるように、
1899年、日本初のビヤホールが開業して、大盛況しました。
開店当時のおつまみは大根をスライスしたもので、
無料だったにも関わらず、大変不評だったようです。
個人的には、大根をつまみにしたことがないのですが、
人気がなかった理由はなんとなくわかるような気がします。
一方で、夏季限定の冷やしおでんは好評とのことでした。
エビスビールをプロデュースし、
あまりの販売手腕から「東洋のビール王」とまで言われた馬越恭平が作った造語です。
記念館前に馬越恭平の銅像が鎮座していますので、帰り際にぜひ見てください。
世界にも認められたエビスビール
ビヤホール開業から1年後の1900年は、エビスビールにとっては記念すべき年です。
パリ万博で30カ国以上から出品された中で金賞を獲得したのです。
驚くべきは、当時の海外へは数十日かけて船で輸送した末の入賞だったので、相当品質が良かったのでしょうね。
高品質なのは、現代のエビスビールにも通じるものがありますね。
恵比寿駅の由来はエビスビールから
恵比寿駅の名前の由来はエビスビールから来ているって、ご存知でしたか?
1900年以降、パリ万博入賞もあって、エビスビールの需要が急上昇しました。
あまりの人気に、いずれ鉄道輸送して全国に運ばれるように。
この時工場構内に止まったビール専用の貨物駅を「恵比寿駅」と命名しました。
これが現在の恵比寿駅で、
一企業のブランドが駅名になるのは、世界的にも珍しいそうです。
注ぎたてビールのテイスティング
エビスビールの歴史を学ぶことも楽しいですが、
やはりツアー参加者が一番楽しみにしているのはテイスティングでしょう。
20分ほどのツアーの後、テイスティング席へと案内されました。
ビールサーバーが付いていて、目の前で直に注いでくれます。
まず一杯目の試飲です。
これはビールサーバーから注いでもらったエビスビールです。
エビスビールと言えば、クリーミーで豊かな泡が特徴ですよね!
見るだけで美味しそう。
苦みの中に甘みがしっかりあって、口の中をまったりと流れる。
思わず「コクがあるね~」などと通ぶりたくなるエビスビール。
やっぱり美味しいね。
エビスビールは、豊かでクリーミーな泡が特徴ですが、
泡はビールのフタとなって、香りや味が劣化するのを防いでくれるんです。
つまり、泡がある間は味と香りが保たれている、ということなんですね。
美味しいビールが飲み終えたという証拠に、下の画像のように泡の線ができます。
これを、レーシング(またはベルジャンレースやビアレース)と呼ばれます。
今度グラスでビールを飲む時、ぜひ気にしてみてくださいね!
これだけで満足しそうですが、2杯目の試飲です。
今度は、エビスビール「ザ・ホップ」。
ギフト限定商品なので、私は初めて飲みます。
香りイイ!フルーティ!
ホップを厳選して製造しているらしく、たしかに香り高い。
そしてエビスビール特有のコクも大事にしている印象。
こんなギフトで贈られてきたら、桃太郎のサル・犬・キジよろしく、その人に一生付いていきそう。
ラッキーエビスを見つけてみよう
ガイド終了後、ガイドさんから数百分の1本の確立で「ラッキーエビス」というビールラベルが存在することを聞きました。
通常のエビスビールのラベルには、恵比寿様が左脇に鯛を抱えていますが、
ラッキーエビスでは、左脇の鯛以外に背中のカゴの中にも1匹鯛が入っているのです。
記念館入口に、エビスビール缶でできた大きな缶のモニュメントあるのですが、
この缶の中にも1本だけラッキーエビスがあるというのです。
お時間があれば、ぜひ探してみてください!
お土産コーナーも充実
記念館の中にはお土産コーナーもあります。
ビール関連の書籍も充実していて、もっとビールを知りたくなった人にはおススメですね。
ビールグラスも種類豊富で、私もついつい1本買ってしまいました。
あとは、アイフォンとかに貼るシールも金運とか上がりそうで欲しくなります。
飲み足りない人はビアバーへ
ここまでビールの歴史を学び、テイスティングをして、充実した時間を過ごしました。
しかし、まだまだ飲み足りない人もいるかと思います。
そんな人は、記念館内に併設しているビアバーを利用しましょう!
こちらではビアバー専用のコインを自販機で購入して、注文するスタイルです。
ビール1杯400円で、他では飲めないようなエビスビールも飲むことができます。
今回は、「エビス プレミアムミックス」を注文しました。
これは、エビスビールとプレミアムブラックを5:5の割合でミックスさせたビールです。
見た目はほとんどブラックですね。
味は・・・、
麦芽のロースト香が強いためか、
味・香りは、エビス:ブラックが3:7くらいの感じ。
しかし、これくらいの味の方がエビス特有のムギの味わいと、ブラック特有のマイルドさの相性が噛み合って飲みやすい!
ちなみに、店員さんから許可を頂いて、コースターを持って帰りました!
他にも種類がありそうですね。
コレクターにはたまらないかも。
おしゃれなので、大事に使います。
まとめ
充実した時間を過ごすことができました。
エビスビール記念館は駅近くにあるので立地も良いし、
500円というお手ごろ価格で、気軽に行くことがでるので、とてもおススメです!
やはりビールの歴史を知ると、愛着が沸いて、
以前よりも美味しく、楽しくエビスビールを飲めるようになりました。
ビールが苦手でも、エビスビールが歩んだ道のりを学べば、もしかしたらビール好きになれるかも!
ビールを美味しく、楽しく、気軽に学べるエビスビール記念館、
ぜひ行ってみてください!
興味ある方は、こちらから!
利用案内 | ヱビスビール記念館 | 工場見学とミュージアム | サッポロビール
最後まで見てくれて、ありがとう!
楽しいビールライフを過ごしてね!