日本ビール検定(びあけん)で知識を試してみませんか?
世の中にはチョコレート検定やコーヒーインストラクター検定など、少し変わった検定がたくさんあります。
それらの資格を取ることができれば、深い知識を手に入れられますし、ちょっとした自慢にもなります。
コーヒーインストラクターを例にすれば、
「そんな検定あるんだ!面白いね!」などと話しのタネになったり、
美味しいコーヒーを友人に出してみたり、
もしかしたら自分の店を開く第1歩目になるかもしれません!
そしてビールが好きな人のためには、日本ビール検定(通称:びあけん)というものがあります。
ビールというのは、
世界に100種類以上ものスタイルが存在し、
注ぎ方で泡を作るかどうかで味も変化し、
エジプト時代では市民の栄養源として重宝された、
種類・飲み方・歴史のどれをとっても奥深い飲み物です。
ビールは多くの人に親しまれている身近なお酒ですが、
ビールを取り扱い、人に勧めるような立場の人であれば知識は必須です。
また、単にビールを美味しく飲みたい人でも、
ビールを飲む温度、
おつまみとのペアリング、
各スタイルの特徴など
これらの知識があれば、より一層美味しく飲むことができるようになります。
少しでも心当たりがあるのなら、ぜひ日本ビール検定を受けてみる価値はあると思います。
日本ビール検定は、2012年から日本ビール文化研究会が開催しています。
1~3級まであり、2級と3級は併願可能。
1級は2級合格者のみが受験可能です。
検定と聞くと、難易度や合格率が気になると思いますが、
第5回の合格率は表の通りです。
(データ引用元:あなたは解ける? 第5回「日本ビール検定」最も難しかった問題はこれ! | ビール女子)
3級の合格率は86%と高いですが、2級は30%と低いですね。
初めて受験する方は、安全策で3級と2級を併願受験した方がよさそうです。
そして、1級は合格率5%と非常に低いです。
1級となると、ビール関連の仕事についている人が多く受験しますが、そのような人でさえ苦労しているのです。
でも、その中で1級を取れたらと考えたら、ワクワクしませんか?
では、2~3級から例題を3つほど出します。
①ビール瓶の色に茶色や緑色が多い理由は何?(3級)
(a)熱処理しやすくするため
(b)再利用できるようにするため
(c)ビールが酸化するのを防ぐため
(d)ビールの日光臭を防ぐため
↓
解答
↓
(d)日光臭をふせぐため
②最近の報道では、ビール大手各社が「発泡酒」や「第3のビール」よりも「ビール」に注力しているが、最も適している理由は何か?(3級)
(a)日本産ビールの輸出が好調なため
(b)麦芽やホップなどの原料価格が高騰しているため
(c)酒税法の改正で、ビールの定義変更と減税が行われるため
(d)昨年の国内ビール販売数量が103%と伸長したため
↓
解答
↓
(c)酒税法の改正で、ビールの定義変更と減税が行われるため
③「オーストリア人は黒ビールとソーセージがある間は革命を起こしはしない」という言葉を残した音楽家は誰?(2級)
(a)シューベルト
(b)ベートーベン
(c)モーツァルト
(d)ワーグナー
↓
解答
↓
(b)ベートーベン
ビールの基礎的な知識はもちろん、歴史や時事問題まで出ます。
中々骨のある問題がそろっていると思いませんか?
物珍しさで受けてみて、ビールにハマるなんてこともあるようです。
ビール検定は、毎年9月に試験を行っています。
珍しい資格なので持ってるだけでも満足できますし、ちょっとビールに興味がある人はぜひとも受験してみてください。
もしかしたら本格的にビールにハマってしまうかもしれません!
そしてビール関係の仕事についてる人は、ぜひとも受験をおススメします。
やはり、他人に何かを勧める・営業するには知識は必要不可欠だからです。
ビール検定1級の方から美味しいビールを勧められたら、とても説得力がありますよね。
また、100点満点の人にはビール1年分が贈呈されるらしいので、
ぜひとも自分の知識を試しつつ、ビール1年分を狙ってみてください!
申し込みは毎年8月ころまでなので、締め切りには気をつけてくださいね。