ビールの強要されて飲むものじゃない!
皆さん、こんにちは!
私は今でこそビールを美味しく飲み、その美味しさを多くの人に伝えたいと考えてブログを書いていますが、
もともとビールが嫌いでした。
なので、ビールが嫌いな人の気持ちも理解しているつもりです。
私がビールを嫌いだった頃、苦みや炭酸が苦手だったのはもちろんですが、
当時はそれ以上に嫌いな理由がありました。
それはビールが好きな人たちによる「ビールの強要」。
飲み会などで、
「何杯も飲んでいれば美味しく感じるから」
「ビールはのど越しを味わえば美味いから」
「大人になれば、苦みの良さが分かるようになる」
「とりあえずビールだろ?」
などなど言われていました。
それに対して、
「好きなお酒を飲ませて欲しい」
「嫌いな飲み物はいくら飲んでも嫌い」
「ビール好きにはビール嫌いの気持ちが分からないのか」
「のど越しが欲しいならサイダーを飲めば良いのでは?」
とずっと思っていました。
心理学的には、
人は「多くの人が自分と同じ価値観を持ち、行動しているはずだ」
と考える傾向があります。
一方で、
人は「自分の行動は自分が決定し、他人に強要されると抵抗したくなる」
という傾向もあります。
つまり心理学的にも、ビールを強要することはビール嫌いになる原因になるということなんです。
若者のビール離れが進んでいるとの話を聞きますが、
その原因は「ビールの強要」に大きな要因があるように感じています。
実際に、20代の約50%がビールを注文しなければいけない雰囲気が嫌いだと回答しています。
「若者のビール離れ」の原因?「飲み会でのビール強要」がイヤな人は驚きの割合! – しらべぇ | 気になるアレを大調査ニュース!
この調査結果からもハッキリしていますが、
ビールを嫌いになる原因の1つは、「強要すること」なのです。
確かに、自分の好きなモノは他人にも好きになってもらいたいものです。
実際、私がこのブログを書いているのも、同じ理由からです。
しかし、無理にビールを飲ませたからと言って、その人がビールを好きになるとは、到底思えません。
飲み会等で「空気を読め」と言わんばかりにビールを勧めるのは、当人の自己満足以外の何物でもないのです。
また、以前私にビールを強要してきた人たちは、
大抵「ビール=苦み・のど越し」という狭い価値観でしか勧めてきませんでした。
世界中を見渡せばビールには、それ以外に
・微炭酸なビール
・苦みのほとんどないビール
・フルーツ果汁の入ったビール
・ワインのような香りのビール
など多様なビールがあります。
「ビール=苦み・のど越し」という狭い価値観・知識しかないのにビールを勧めては、ビールを飲みたくなるよう説得させることもできませんよね。
どうしてもビールを飲んでもらいたいのなら、ビールを勧める人自身がビールの知識を蓄え、その人の好みにあったようなビールをおススメするべきだと思います。
まとめ
ビールを飲めば楽しく過ごせますし、会話も弾みます。
しかし、それは人それぞれの好みなので、嫌いな人に強要することをやってはいけません。
せっかくの楽しい場で嫌な思いをするよりは、
互いに好きなお酒を飲んで、楽しんだ方がよいのではないでしょうか?
最後まで見てくれてありがとうございます。
皆さんそれぞれが、楽しいビールライフを過ごせますように!